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雑誌「Shi-Ba」に掲載されました(取材編)
雑誌「Shi-Ba」の編集の方から連絡をいただいたのは4月上旬でした。

はなの緑内障&闘病について、ぜひ詳しい話を・・・とのこと。
ブログを通じてだけでなく、雑誌を通して広く緑内障の恐ろしさについて
知ってもらえるならば・・・と取材を快諾しました。



そして、4月のある土曜日、
はなのお気に入りの場所でShi-Ba編集の方と待ち合わせです。



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今日は何があるんですか?














2005年12月のある日、目をショボショボさせてたあの夜の様子から、
両眼義眼になってしまうまでのお話しを質問に答えながら、ポツポツと話しました。

はな父母も、過去のイヤなコトはあまり長く引き摺るタイプではないのですが
色々、質問に答えていくうちに辛かったあのこと、どうしたらいいものかと何日間も
悩んだこと、などがドンドン頭の中によみがえってきて、取材が終わったあとの
夕食の時間、はな父母ともに無言になってしまいました・・・

「そういえば、ああいうこともあったなぁ・・・」
「あの時はふんばったよね・・・」
「そうそう、もうあの時はどうしようかと思ったよなぁ」

などなど、緑内障との闘いはもう終わっているのに、全部思い出すのは
やっぱりツライ。 言葉がでてこなくなってしまう。


取材でのお話しがひと段落ついたところで、写真撮影をしました。

雑誌「Shi-Ba」に掲載されました(取材編)_f0114422_21263678.jpg


年の功でしょうか、雰囲気を読めているようで随分イイ子にしてます。



おとなしくしてましたよ~
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取材を受けたことで、改めて病気について振り返るいい機会になりました。

犬の緑内障については、2年前くらいからShi-Ba編集部への問い合わせが
急増しているそうです。この記事を読んでくれた方が、予備知識として
「勝負の48時間」を頭の隅っこに置いておいてもらえれば、うちみたいな
「手遅れ」はもっと防げるのでは?と思っています。


しかし、もしもその手遅れになってしまったら・・・・

失明したからといって、不幸になるワケでも、惨めになるワケでも絶対ないんです。
これは、強調しておきたいと思います。

なぜなら、はなは今、こんなに楽しそうにお散歩したり、一緒に旅行に行ったり
おいしいパンや焼き芋に病気前と全く変わらない反応を見せているから。

お散歩でもまっすぐ歩けるし、お父さんのヒザの上にもピョンと飛び跳ねて
のっかることだってできるんです!
公園で走り回ることもできるようになったんですよ。

それは、訓練したわけでも何でもなくて、自然に、はな自らがやりだしたこと。
動物の適応能力には、本当に驚かされます。

短いワンちゃんの一生です。

できるだけ、「一緒に楽しく過ごす時間」の割合を少しでも多くしてあげたい!

そんなことを思いながら、取材を受けました。
ワンコをパートナーとしている皆さんの、そして緑内障に罹りやすい柴ワンオーナーさん
にとって、少しでも参考になれば、非常にうれしく思います。
by hana-shiba | 2009-06-01 20:58 | 闘病記
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